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Arthobbyから2004年新型機が発売になりました。無尾翼機の「GHOST」です。訳すと「お化け」ですね。
箱にはかわいいお化けのステッカーも入っていて、スロープでの飛行が楽しみな機体です。
ただし、今までのArthobbyの機体とは違って、弱い風の時にはまったくと言ってよいほど浮きません。強風(推奨5m以上)時に飛ばしましょう。
ロスト(ゴースト)しても責任はもてませんよ!
店長は、先行して入ってきたプロトタイプを製作しましたが、岩たんが製品版を購入してくれましたので写真を撮ってくれましたので紹介します。
※ 製作は、個人で進め方等違ってきますので、あくまで参考としてください。
箱から出したところです。
ラップで包んでありました。
黄色のアクセントの塗装が入っているタイプと無地のタイプの2種類があります。
この機体は、主翼も出来上がっていますので、メカの積み込みと、垂直尾翼の取り付けで完成です。
手の早い方なら1日仕事ですが、接着剤の乾燥に時間がかかって、実際には、3日ほどかけました。
まずは、エルロンのリンケージのために、主翼に穴を置ける位置のケガキです。
ピンバイスで2mmの穴を両端に空け、カッターでつなげれば完了です。
シャーレなので余分な傷は付けたくないので、よく切れる刃を使ってください。
リンケージの通る角度で少し斜めに削っておきます。
手元に細いヤスリが無かったのでこれもピンバイスで行いました。
次にサーボマウントの製作です。
私は、サーボにOK模型のS1809を使用しました。
ベニアでの製作も考えましたが、そんなにトルクのあるサーボではありませんし、サーボを取り付けるタッピングビスの長さを考えると3mmの厚みが欲しかったので、重くなることも嫌って、バルサにしました。ビス穴は何時ものように一旦ねじ込んだ後、瞬間(FX)が流し込んであります。
主翼のサーボ取付口が小さいのでギリギリのサイズで製作しました。
裏側です。
主翼の翼型に合うようにサンディングして有ります。
エルロンホーンは、ホクセイモデルから販売されているカーボン製のものを使いました。図面と比べると少し大きいので加工の必要があっります。
キットには、FRPの板が入っていっるだけなのでそれを使う時には切り出し工作が必要です。
出来上がったところです。
カーボンを切る時には、専用の鋸でないとすぐに刃が痛みます。
リンケージは、ボールポイントを予定していますので、2mm穴です。
エルロンホーンを取付ける位置に穴を空けます。(左右とも)
主翼部分と違って、中に強度を確保するためのリブが入っていますので、一番細い刃を使ってリューターで削りました。
空けた穴に、少し多めにスーパーXを塗ってホーンを差し込んで、接着剤の乾燥を待ちます。(左右とも)
一日目はココまででした。
2日目は、最後にまたスーパーXの接着で終わりたいので、サーボの取付けは後回しにして、尾翼の取付けです。
私は、格納や、持ち運びの利便性を考慮して、取り外し式にしました。
まずは、2本のノックピンの中央に取り外し式用のビス穴(3mm)を空けます。
裏側から、ドライバーを入れるので、貫通させます。
私は、200mm程の長い3mmドリル刃を持っていますので、重宝しました。
裏側は、こんな感じです。使用するドライバーの太さに合わせて、穴を大きくしておきます。(小さいとビスも通りません。私はアルミの3mmキャップビスを使用しました。) 尾翼の加工です。
最初は、ベニアを積層したものを、接着し、小さめの穴を開けて、タップを立てるつもりだったのですが、翼が薄すぎて上手くいきませんでした。
そこで、3.8mmの下穴を空けて、エンザート(鬼女ナットのようなもの)を接着しました。
ちょっとピンボケですが、こんなパーツです。
中がM3のねじが切ってあって、外は荒めのスクリューになっています。
下穴にねじ込んで、一旦外し、エポキシを塗って、再度ねじ込めば完成です。
4mmも有ります。
欲しい人は、岩たんにメールください。実費で分けます。(このパーツは一般的なものではなく、非常に高いです。安く売っているところあったら教えてください。)
次は、キャノピーの脱着部分の工作です。
1.2mm程のピアノ線が入っていますのでこれをキャノピーの裏に極薄のカーボン板で張付けます。(もちろんFX)
写真は、失敗して2枚になっています。
胴体の前側には穴を空けておきます。
前を差し込んで、正規の位置より前まで滑らせます。
後ろ側は、ヤスリで溝を掘っておきます。
ここにピアノ線を合わせて、キャノピーを正規の位置に滑らせればOKです。
簡単で確実に固定でき、位置あわせも簡単なので小型のグライダーやSAL機に使えそうな方法です。
いよいよエルロンサーボの取付けです。(左右とも)
リンケージを実際に現物あわせをして、長さを決定し、サーボホーンに入れて、これもスーパーXで接着します。
スーパーXは、FRPとバルサ等の木材、金属とプラスチック等、異種を接着する時には欠かせない接着剤です。
FRP胴体にバルサの尾翼などをエポキシで接着すると最初は良いのですが、後で必ず剥がれてきます。
リンケージの様子です。
私はテトラのボールリンクを使用しましたが、好みで製作してください。
(左右とも)
RCホビーから発売されている超小型機体発見用ブザー「AR31」を取付けます。
キャノピーの後ろに穴を空け、ブザーの穴と合わせて、これまたスーパーXで接着します。

穴の位置関係がわかると思います。
※キャノピーの固定用のピアノ線の長さを考えて穴の位置を決めましょう。
私は近すぎて、ピアノ線を切断しました。

2日目は、ココまでです。
スーパーXは乾燥に2時間ほど掛かるので、胴体のほかの部分が触れません。そうそう、ブザーを接着する時には、バルサ片などで半固定して抑えておくと良いでしょう。
さぁ、もう3日目なので今日仕上げたいです。
スイッチと受信機を取付ける板を3mmバルサで作りました。
OKから発売されている飛鳥0.15mmのカーボン板を補強接着(FX)してあります。受信機はFUTABAのR114Fをスイッチの横にベルクロテープで縛りました。
このプレートも少しキツメに製作し、スーパーXを胴体との接合部分に塗りつけて接着してあります。
キツメに作ったので外れる心配が無いのでここまま製作を続けます。
バッテリは、OK模型から発売されている9.6V300mAのNiHMを2分割にし、4.8Vにしたものです。SAL機も同じ物を使っているので何個か持っていましたので重宝しました。
一番先端にスポンジをカイモノにして押し込みます。
これで偶然ですが重心位置が設計図の約5mm前と理想な位置になりました。
アンテナ線は、お尻から出しています。
これまたノイズレスチューブの短く切ったものをスーパーXで接着しました。
後は、好みのステッカーでお化粧です。
明日、恵那山に行くぞっていう日に完成したので時間が無く、翼端も赤のステッカーです。
垂直尾翼のゴーストの絵は、同梱されていたものではなく、切り出して製作しました。赤のラインもカッコ良いでしょ?
サラリーマンが夜8時から11時くらいの時間を使って3日で完成しました。
延べ時間は6時間程ですが、接着待機時間は省きます。
GHOST 電動化計画!
店長のプロトタイプのGHOSTを電動化するというのでレポートします。
モーターを頭に取付けるためにカットします。
無尾翼で重心位置がけっこう後ろにあるので、電動化すると、前重になることが予想されます。
よって、対策として、少し余分目にカットします。
通常400クラスなら30〜32mmのスピンナーで考えますが、38mmの直径になるようにカットしました。
電動化するためにそろえたパワーソースです。
 モデルモーター AXI2212/26
 タマゾーアンプ M2512−3S(M18でも充分です)
 サンダーパワー 3セル2100mA
 RFM 38φカーボンスピンナー
 RFM カーボンペラ 10×6
これで消費電流は15A!満充電したら、18Aくらいまで行くかも?
バッテリーは重心位置くらいです。
目標はなんとかバラスト無しでの完成♪

バルサのメカプレートにグラス張り、グラステープを引き上げるのだ!
アンプとリポ!リポは外れないようにグラステープでシバきました♪

胴体内部!テープが剥がれないようにスーパーXを塗り塗り、その上にマジックテープを貼り付け!
暗くて見えないけどこの奥に受信機があるのだ

こうしてズルズルと入れます、静かに深く土手に当たるまで挿入します。 キャノピー部は、な〜んもない、右の黒い丸はボルトスパイCIAなのだ。
キャノピーを被せて完成♪全備740g・・・・・う〜んチョット重い?
胴体の右側の銅色はパークフライ用プリントアンテナ¥1,440−アンテナ線が邪魔に成らないからとても便利♪
電波の通達距離は送信機のアンテナを伸ばさず30mくらいはOKです、アンテナを伸ばしての上空は300mくらいいけるのでは?