5mクラスの大型モーターグライダー「タラゴン」。大型機ならではの空力の良さを生かした滑空性能と足の速さ、大きさに似合わない俊敏な運動性が持ち味です。
大きい事による抜群の視認性を生かして広範囲をスピーディに飛び回る感覚は2m、3mクラスのグライダーとは次元の違う爽快感があります。
気になる着陸は大きなフラップと４４０mm巾のＥＬＦスポイラーをコントロールすることによって狙いの場所に降ろすことが可能です。
胴体はケブラーに要所をカーボンで補強したFRP製、表面は白色ゲルコート仕上げにアクセント部分は塗装済み。主翼と尾翼はスチロールコアにバルサとベニアのプランク、表面はフィルム貼り仕上げ。
セットはモーター、スピンナー/折ペラセット、電動ＥＬＦスポイラーをフル装備したデラックス仕様と機体のみのベーシック仕様の２タイプを準備、お好みに合わせて選んでいただけます。

主な標準装備品(その１)
・ケブラー/カーボン製ゲルコート仕上げ胴体
・発泡コア、バルサプランク、フィルム仕上げ水平尾翼
・発泡コア、バルサプランク、フィルム仕上げラダー
・透明プラスチック製キャノピー
・パイロット人形
・コクピット
・リンケージパーツ

主な標準装備品(その２)
・発泡コア、バルサ/ベニヤプランク、フィルム仕上げ主翼
・カーボン製主翼カンザシ

その他
・カラーステッカー
・組立説明書　

デラックス仕様の標準装備品
・ELFスポイラー440mm（47739）
　ブレード幅440mmの大型電動スポイラー。
・専用ブラシレスモーター ER-413032d (48778)
　新開発1200Wクラス、KV320のブラシレスモーター
・45mmアルミターボスピンナー付き/ハブ
　　AT45/8C6.0ZM（48781)
・18x9折ペラブレード

ベーシック仕様にはこれらの部品は付属しませんので別途ご用意いただく必要があります。

主な別途購入品(1)
・リポバッテリー
　LP-3S1P3200SR(48711)x2
またはLP-3S1P4400SR(48712)x2　　
　3200mAh、35Cリポを２個直列に接続し６セルとして使用する。
・Pro.C EX61 スピードコントローラー(48787)
　大型ヒートシンク付き最大許容電流61A、リポ４セルから１０セルに対応。BECはOPT使用となるので下記のマルチパワーハーネスとリポを使用した電源システムのような受信機/サーボ電源が必要となります。

主な別途購入品(2)
・オンボードリポメーター （48791）
・マルチパワーハーネス用スイッチ （48790）
・マルチパワーハーネス （48775）
・受信機用リポバッテリーLP-3S1P1000RIG （48792）

タラゴンは６サーボ＋２スポイラーを使用するので、マルチパワーハーネスの電源２系統を使って負荷を分散すると良い。当社デモ機はフラップとスポイラーに１系統を、エルロン、ラダー、エレベーターに別の１系統を振り分けている。

主な別途購入品
・飛行機用プロポ（9ch以上）
・薄型ウイングサーボ　1個（エレベーター用)
・標準サーボ　5個（エルロンx2、フラップx2、ラダーx1）
・ゴールドコネクター (4.0BL)
・延長コード（700mmx2、100mmｘ4）
・充電器
・ハンダ付け用具一式（ハンダごて、ヤニ入りハンダなど）

翼幅5mクラスの迫力。主翼は運搬時には４分割できます。胴体は一体に接着しますので、組み立て後は分割できません。

タラゴン用に新開発されたモーターと18ｘ9の折りペラが生み出す強力な推力で、少し助走すると機体が自然に前に走り出す。あとは姿勢に気をつけて軽く支える感じで手放せばあっけなく上昇してゆきます。

淡路の海をバックに優雅な飛行をする本機。

スパン1100mmのフラップを下げ、幅440mmの電動大型スポイラーを出して減速、着陸進入する本機。大型機には強力なブレーキ機能が欠かせません。

中央翼と外翼の接合の様子。カーボンカンザシとアライメントピンにて接合、飛行時は両翼をテープで固定します。

中央翼と胴体の接合の様子。カーボンカンザシとアライメントピンにて接合、飛行時はテープで固定します。

タラゴン用に開発されたブラシレスモーターER-413032dとZ型ハブ（DXタイプに標準装備）。モーターマウントはカーボン製。

スピンナーは45mm、胴体と同色に塗装済み。折ペラブレードは18ｘ9を使用（DXタイプに標準装備）。

エルロン、フラップサーボは標準サイズを使用。キットに同梱の収縮チューブを被せ、シリコン系接着剤で接着します。

エレベーターサーボは薄型サーボを垂直尾翼内に搭載。写真のようにダイレクトにベルクランクに接続します。
JR DS161、JR DS171、HiTEC　HS-125MG、
Futaba S3150などが搭載可能です。

エルロンリンケージの様子。ロッドは主翼を貫通し、主翼上面からリンケージします。

エルロンサーボ搭載の様子。サーボを交換する時は収縮チューブを切り開いてサーボを取りだします。

フラップリンケージの様子。ロッドは主翼を貫通し、主翼上面からリンケージします。主翼後縁に少し切り込みを入れ、大きな動作角が取れるようにします。

フラップサーボ搭載の様子。サーボを交換する時は収縮チューブを切り開いてサーボを取りだします。

コクピットの仕上げ例。写真のようにコクピットを仕上げた後、キャノピーを接着します。

プラスチック製のパイロット人形もキットに付属。写真のようにプラスチック用塗料で仕上げて下さい。

水平尾翼はフライングテール式。胴体内のベルクランクは組み込み済みです。

胴体は前後の2分割式、それぞれを仕上げた後接着します。写真の胴体接着用治具もキットに付属しています。

動力用バッテリーはリポ3セルを2個直列にし、6セルとして使用。手前の黒いリポは受信機電源用のLP-3S1000RIG。

モーター、バッテリーマウント、ESCの搭載位置。ESCは大型ヒートシンク付きのPro.C EX61(48787)を使用。

サーボマウントの搭載例。
・オンボードリポメーター （48791）
・マルチパワーハーネス用スイッチ （48790）
・マルチパワーハーネス （48775）
・受信機
・ラダーサーボが搭載されます。

サーボマウントの搭載例、右が機首方向。
マルチパワーハーネスの電源２系統を使って負荷を分散。フラップとスポイラーに１系統を、エルロン、ラダー、エレベーターに別の１系統を振り分けています。

キャノピーを接着して仕上げた例。キャノピー/コクピットは前側はダウエルピン、後側はキャノピーラッチで固定します。

ラダーは軽量なワイヤーリンケージを使用。前後の胴体を接着後、長さを調整します。

ELFスポイラー440mm（DXタイプに標準装備）、主翼のフイルムを切り取るとELFスポイラー専用のマウントが組み込み済み。

ELFスポイラーの動作、送信機のエンコンスティックにて操作します。
※ミキシングについて
バタフライミキシングと併用して着陸時に使用します。

タラゴンなどの大型グライダーは多チャンネルを使用、多サーボを搭載します。また、ELFスポイラー などの使用により受信機電源の容量不足が心配されます。Tahmazoではマルチパワーハーネスを用いた安心の電源システムを開発。この電源システムを使 用することにより受信機電源の不安を解消できます。

①マルチパワーハーネス(48775)
2系統の独立したスイッチングレギュレータを搭載。
5系統のサーボ用ハーネスを装備、信号はパススルー。

②受信機用リポバッテリー
LP-3S1P1000RIG (48792)

③マルチパワーハーネス用スイッチ(48790)

④オンボードリポメーター（48791）